トナー・インクの買取について

知っておくと損しない、トナー・インクを「高く売るコツ」


 使用期限・製造年月日にご注意ください!

使用期限切れや、製造が2年以上前のトナー・インクは買い取ることができません。

トナーやインクには、高い印字品質を得られるように、メーカーによって使用期限が設けられています。ほとんどのメーカーが適正な取扱、 保管状況下のもとで、製造より2年半~3年までの期間を目安に推奨しています。そのため、当社では使用期限内であることはもちろんですが、期限残が13ヶ月 以上あるものを基準としてお見積もりを行っております。

 取扱、保管状況にご注意ください!

適正な取扱、保管がされていなかった場合、使用期限内の製品であっても買取が出来ない場合があります。

箱やパッケージにダメージがあったり、封緘テープに変色や劣化が見られる場合、適正な取扱、保管状況下になかったことが考えられます。 下記のような場所で保管、取扱された商品は特にご注意下さい。

次のような環境で保管・取扱された商品は買取できない場合があります
  • 箱やパッケージを開封した状態での保管
    (中袋、シュリンク等を開封したもの、一度機器に装着したものを戻したものを含む)
  • 湿度や温度の変化が激しい場所
    (室温 -10℃以下、40℃を超える、湿度5%以下、85%を超える環境)
  • 製品指定の天地方向、水平状態で保管できない場所
    (製品を縦や斜め、逆さ向きに置いたりしないでください。中身の片寄り等により均等な印字性能が得られなくなります)
  • その他、直射日光のあたる場所水のかかる場所埃の多い場所火気がある場所腐食性ガスの発生する場所

 箱やパッケージも商品の一部です!

「新品」「未開封」「美品」が高価買取のキーワードです。

当社は買取した商品を独自の販売ルートを通じて再販しています。そのためトナーやインクなど、そのもの自体だけでは なく、箱・パッケージも商品の一部となります。メーカーから出荷された新品状態に近いものほど高価買取いたします。 よく事業所等では購入日や部署名を大きくマジックなどで箱に記入されているものを見かけます。確かに一目でわかって便利なのですが、 買取の際には大きなマイナスポイントとなり、買取価格の減額、もしくは買取不可となる場合もございます。

また未使用であっても、開封されたもの、箱やパッケージのないもの、汚れや破損のあるものも同様です。 トナー・インクの買取では、箱やパッケージの状態も買取価格に大きく影響します。一部、需要の高い商品では、箱の状態が悪くても買取可能な 場合もありますが、減額対象となります。箱やパッケージにダメージのある商品をお持ちの場合、お見積もりご依頼時に実物の画像を添付して いただけますと、より詳しい買取価格をご提示できますので、安心・納得のうえでお売りいただけることと思います。

お見積もり時には問題なくとも、商品発送後、輸送中にダメージを受ける可能性もあります。運送会社による補償はあくまでも箱の中身に対して なので、簡易包装や未梱包で箱にダメージを受けたとしても補償されません。必ず商品を段ボール箱へ入れ、適切な梱包でお送りください。

 箱に伝票・シールがある時は…

送り状や伝票、販売店のシール、ラベルなどが貼りつけてある場合、剥さずにそのままお送り下さい。

上の項目にもありますとおり、当社では箱も商品の一部として査定しております。 お客様にて伝票やシールなどを剥す際に、万一、箱が破れたり、汚れるなどした場合、買取価格減額となる恐れがございます。 ラベル類の貼付けがある商品は、無理に剥がさずそのままお送りください。当社にてキレイに剥します。 その際、剥したシールやラベルなどは当社が責任を持って秘密厳守で廃棄いたしますのでご安心下さい。

お客様側で剥してお送りいただく際は、箱の下地が破れたりしないよう、ドライヤーなどで糊部分を温めながら、ゆっくりと慎重に剥して下さい。 商品が到着した際に破れていた場合は、買取価格減額の対象となりますのでくれぐれもご注意下さい。

 メーカー純正品? 海外純正品? 汎用品? リサイクル品? どう違うの?

プリンタ本体と同じメーカーが出荷している製品が「メーカー純正品」です。

現在、一般に流通し入手できるトナー・インクには、主に「メーカー純正品」「海外純正品」「汎用品」「リサイクル品」が存在します。

『メーカー純正品』買取OK

複合機やプリンタ本体と同じメーカーから純正消耗品として出荷されており、メーカーが使用を推奨、品質保証をしているものです。 国内純正品とも言います。もちろん箱・パッケージには商標(メーカーブランドロゴ)が表記されています。

また最近ではエコの観点から、メーカー自身が使用済みカートリッジを回収、再生し販売する「純正リサイクル品」も登場しています。 エプソンの環境推進トナー、リコーのECトナー、カシオの回収協力トナーなどがこれに当たり、もちろん品質保証された純正品として取り扱われ、 商標も表記されています。

『海外純正品』一部買取OK

各メーカーは複合機・プリンタを海外でも販売し、当然トナー・インクも純正品が販売されています。その海外機種用の純正品を逆輸入した 商品が海外純正品です。輸入純正品とも言います。品質は国内純正品と変わりありませんが、型番やJANコード(バーコード)、パッケージ等が異なる場合が あります。

海外では消耗品であるトナー・インクは純正品も非常に安く販売されており、ユーザーは逆輸入にかかる送料などを含めても国内純正品よりも安く購入できると いうメリットがありますが、一部ではコピー商品(偽物)が出回るなどの問題もあり、買取の際にはこれらがデメリットとなり、買取価格が国内純正品よりも 大幅に安くなったり、買取不可となる場合があります。

『汎用品』買取NG

純正品メーカー以外の企業が製造、販売している商品です。OEM品やノーブランド品とも言います。 純正品メーカーへOEM供給している製造元からのものや、コピー品のような粗悪なものまで様々です。 開発費もかからず、パッケージも簡素化され、純正品よりも安価に流通しているため、エンドユーザーでも使用されている方は 多いのですが、製品によっては品質が悪かったり、ICチップの相違によって印字できなかったりといったことがあり、当社では買取をしておりません。

プリンタメーカーでも汎用品の使用は認めておらず、使用した際は一切保証されません。

『リサイクル品』買取NG

使用済みのカートリッジにトナーやインクを再充填し販売している商品です。 再生品、リユース品とも言います。 カートリッジを再利用することでコストを抑えられ、純正品より安価なことから市場にも多く流通しています。 しかし、様々な企業、工場によって生産されるため、品質には非常にバラつきがあります。 またカートリッジ本体が何度も再利用されるため、トナー・インクの漏れや、磨耗・歪みによりプリンタに装着出来なかったりなど、品質や安全面、 それによる機器本体への悪影響を及ぼす場合もあり、当社ではサードパーティ製(純正品メーカー以外)のリサイクル品は買取をしておりません。

 トナー・インクにも旬(売り時)があります!

全てのトナー・インクが高価買取できるわけではありません。

トナーやインクの買取価格は市場の需要動向に大きく左右されます。需要動向は使用するプリンタや複合機の耐用年数と 現役稼働率がキーとなります。一般的にプリンタや複合機の耐用年数は製造から5~7年とされ、現役稼働率は10年を境に一気に下降します。 家庭用のインクジェットプリンタに至っては、現役稼働率は3~5年がピークというものも多くあります。

使用する機械本体がなければ、トナー・インクの需要は見込めません。そのため本体の製造終了から10年以上経過した機種用の商品や、 一部でしか需要のない機種用の商品等は、買取ができない場合や、お客様の意にそぐわない買取価格となる場合があります。 また、トナーやインク自体にも使用期限があります。できるだけお早めにお売りいただくことが最善です。

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